2025/10/16
Q2. 精進落としってなに?
A2. 身内が亡くなってから四十九日の間までは肉や魚を使わない
精進料理を食べていた遺族が四十九日の忌明けに普段の食事に戻る事を
「精進落とし」と言います。
本来、仏教の教えから、忌中の間遺族は殺生の戒をおかさないようにということで
肉や魚を食べることを避けながら故人の供養を行っておりました。
昨今では、僧侶や参列者の労を労うという形で葬儀当日に行われる事が多くなり、
その際の料理にも肉や魚を使用するようになってきたので、
本来の精進落としの意味とは
少し形が変わってきています。