2025/10/08
Q8. 通夜・葬儀・告別式 どうちがうの?
A8. 通夜・葬儀・告別式にはそれぞれ
「故人を偲ぶ場」「宗教的儀礼」「社会的儀礼」という役割があります。
通夜は、古来からある日本の葬送儀礼の一つである
「殯(もがり)」の名残とも言える儀礼です。
本来はごく親しい人だけで集まり、故人の復活を祈りながら
夜通し過ごす時間のことでしたが、今では通夜に多くの人が集まり
宗教的な儀式も行われるようになっています。
葬儀は、故人を仏弟子にして見送るための宗教的儀礼で、
各宗教宗派に応じた形式の儀式が行われます。
告別式は、故人に最後のお別れをするための社会的な儀礼となります。
通夜の翌日に葬儀の一部として行われていますが、
あくまでも葬儀に引き続き行われている儀礼の一つであるので
「葬儀並びに告別式」という表現をします。